土地・不動産活用

農地が作る未来

西野建設が拠点を置く阿南市はもちろん、徳島県全域で広く営まれてきた稲作。米の価格の下落により継続が難しくなった農地が増えてきています。そんななか、農業を断念した農地にソーラーパネルを設置し、発電された電気を販売するビジネスを行う農家の人々も増えてきました。長い歴史をもち、この国に豊かな食の恵みをもたらしてきた農業を絶やさないため我々が注目したのは「ソーラーシェアリング」という農業と太陽光発電を同時に行える仕組みでした。

ソーラー・シェアリングとは

ソーラーパネルを地上から高く設置するソーラーシェアリングでは、それまで続けてきた農業を継続しつつ農業を行えます。農業の収益に加え、日照時間によって1年を通して発電事業を行えます。

ソーラーシェアリングの魅力

固定買取価格での安定した収益性

農地で発電された電力は、日本の法律で電力会社が20年間一定価格で買い取ることが義務付けられています。2017年度に契約した場合、2018~2038までの20年間の税抜き買取価格は24円/2Whで、20年間で約2000万円以上の純利益を生むと予測されています。

20年間24円/kWh(税抜き)
コストグラフ表

農業効率を損なわない構造

西野建設が独自に考案したソーラーパネルの支柱は耐久性に優れ、台風などの災害時にも損傷する確率が低いのが特徴です。さらに耕作面積も最大限に保つ効率的な設計を施しているため、田植機やコンバインでの農作業も問題なく行え、作業効率や収量への影響を最小限に抑えられます。

災害時のライフラインに

ソーラーシェアリングで発電された電力は、災害などによる停電時に活用できる非常用電力としての使い道もあります。災害で電力や食料などが不足したとき、農地が多くの人を救うライフラインを供給できるかけがえのない場所になります。

環境を守り、農業を未来に

太陽光発電はCO2を排出しないクリーンな電力を生み出せ、昨年パリ協定で締約された、地球温暖化防止対策を先だって行うパイオニアにもなれます。また、収益性のある農業は若者の農業回帰を促し、後継者問題→地方の少子高齢化の解消→地方そのものの活性化と、連鎖的に地域が抱える問題を解決するカギになるかもしれません。

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契約年度により電力買取価格は変動します

ソーラーシェアリングによって発電された電力の、先20年間の買取価格は契約年度によって変動します。これまでの傾向から契約年度が早いほど高い収益性が得られますので、ご関心がある方は早めにご相談ください。

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